色いろふらんぼわーず



ミカルは、友人の言葉を聞いて、仕えている人族のアクバヤに尋ねてみることにしました。


アクバヤは、妖精に対しても、他の人族に対してと同じように扱ってくれる、人族の中では数少ない者でした。


ミカルは、いつものようにアクバヤの肩に乗ると、友人と話したこと洗いざらい話して聞かせました。


ミカルが話をする間、アクバヤはただ頷くだけで、一言も口を挟みませんでした。


最後にミカルが

アクバヤはどう思う。

と聞くと、やっとアクバヤは口を開きました。


すべての元凶はこの闇さ。闇が世界をおかしくしたんだ。