森には、鳥族、獣族、人(にん)族、 そして、妖精族の合わせて四種族が暮らしていました その内、鳥族のほとんどが、森が闇に覆われると、正気を失ってしまいました 獣族の多くは、正気は保ちつつも巣に籠もりきりになり、しばらくすると、夜目が利くもののみが権力を握るようになりました 人族は、火を扱えたので、鳥族や獣族に比べ、大きな難はありませんでしたが、自分たちの身の回りを整備するので精一杯でした 妖精族は、もともと闇を好む種族だったので、他の種族を助けて回っていました