カメリオはミカルの少しむっとした顔を、不思議そうにじっと見つめて言った。 「あら、なにをおっしゃっているの?」 「ようせいさんは、きょじんにひねりつぶされたりなんてしないわ」 今度はミカルが、首をかしげる番だった するとカメリオは、にこっと笑って話し出した 「おかあさまがいつもよんでくださるおはなしはね、」