SEXY-POLICE79

東京でみる星空はとても不思議な感覚に襲われることがおおい。でも今日は違う。なんだか今日の星空はとてもきれいに思う。

「そうだ。あの化け物はまだどこかで生きているんだ。……くそっ、また…また血が流れるのか。あの化け物は何なんだ…!何が起ころうとしているんだ」

ここ東京でも、爆弾事件という沢山の人々が被害に会い亡くなった。その犯人である女の顔は覚えていないが、名前は覚えている。名は草魔妃影。彼女の目的はなんなのか、俺のこの心臓の傷が塞がっているのはどうしてなのか、全ての真相はまだ『闇』のなか。

「まだまだこれからが本戦になりそうだな」
「ぅ…ん」

横では須田が寝返りをうつ声が聞こえた。さらりと揺れる須田の綺麗な髪を、桐野が梳いてやる。ふんわりとやわらかい彼の髪。今日も須田は彼の体のことを案じて泊まってくれたのだ。自分はいい、と断ったのだが須田はまた勝手にどこかに行かれると困るから、と半ば監視役のように言われて桐野は仕方なく承諾せざるおえなくなった。透き通るほどの白い肌にさらさらとやわらかい髪。

「まるで天使だな」

桐野は呟きながら東京の星をみる。きらきらとひかる七つ星をむすぶ北斗七星が、今は自分の真ん前まできていた。

この星空がいつまでも続きますように、この人の笑顔が、みんなの笑顔が、いつまでもかれることがないように。俺はあなたを、護るから。何があっても、俺が護ってみせるから。

「――桐野くん…」