ずっと好きだったんだよ 番外編 ~悠也 side~

部屋に入ると、昨日帰ってからも仕事をしていた為、テーブルの上に書類を置きっぱなしにしていた事に気付いた。


「ごめん。散らかったままで」


俺は慌てて、書類を片付ける。

そして、キッチンにコーヒーを入れに行く。


俺、今から自分の気持ちを奈緒に伝えるんだよな?

緊張してきた……


はぁ、とため息を吐き、俺は部屋に戻る。

奈緒はベッドを背もたれに座っていた。


「はい、コーヒー」


奈緒の座っている前にあるテーブルに上にコーヒーを置き、俺は奈緒の隣に座る。


はぁ……

マジ、緊張する。


俺はネクタイを緩めながら、気持ちを落ち着かせる。

ちゃんと今の気持ちを伝えようと、奈緒を見る。

だけど、目が合った瞬間、また視線を逸らされてしまった。

今日、俺が見た瞬間、奈緒は何度も目を逸らす。


さすがに、ヘコむな……


でも、俺は気持ちを伝える為に、奈緒をここに連れて来た。

ヘコんでなんかいられない。

ちゃんと、伝えなきゃ……