ずっと好きだったんだよ 番外編 ~悠也 side~

話を終えた俺は、栞を見る。

すると、佐々木は栞に答える隙を与えないくらい喋っていた。

そんな佐々木の元へ行き、


「栞が困ってるだろ」


栞と佐々木の間に入る。


「大丈夫だよ。佐々木くんって面白いね」


そんな事を栞が笑顔で言ったものだから、佐々木はすごく喜んでいた。


「お前、もう帰れよ……」


呆れながら佐々木を見る。


「えぇー!いいじゃん。明日休みなんだからさ、これからどっか飲みに行こうよ!」


そう言って、佐々木は馴れ馴れしく栞の肩を抱く。


お前さ……、須賀の事はいいのか?


実は、佐々木は入社した頃から、須賀の事が好きだ。

だけど、須賀には彼氏がいるし、相手にして貰えていないけど。

だからって、須賀の前で他の女にちょっかいを出すのはどうなんだ?


「だから、みんなここにいるんだよ」


俺は佐々木から栞を離し、カラオケ店を指す。


「もう、帰るよ!阿部、邪魔してごめんね。じゃぁね」


そう言って、須賀は佐々木を引っ張り、七海と帰って行った。