「藍川ちゃん、あれから経理部の子達と話せた?」
「まだなんです。帰りに早めに更衣室に行けば会えるかと思ってその時に話そうと思っているんですけど」
「そうなんだ。話せるといいね」
今、瞳子さんはお昼の休憩に行っていていない。
今日は、観月さんが総務から来てくれた。
「里奈、お待たせお昼に行っていいよ」
瞳子さんがお昼から戻って来た。
「里奈、経理部の女の子と話しできたみたいで良かったね」
「話しは帰りにするつもりで、まだ出来てないんですけど……」
「あれっ?あの話しは勘違いだって経理部の女の子達が訂正したみたいだよ」
「そうなんですか?でも、何で……」
「きっと、間違いに気づいたんだよ。良かったね藍川ちゃん。あの子達が訂正してくれて」
間違いに気づいてくれて訂正してくれたんだから、良かった。でもどうして勘違いだと分かったんだろう……。



