潔癖症ヤンキーとペンギン

口をあんぐりさせてバツの悪そうな表情の龍司、
余りの展開にアタフタと慌てふためきながらも
我に返って手にしていたモップでずぶ濡れの床を一生懸命拭くマミヤマ、

そしてもう一人……

『頭は悪いがそのぶん愚直なまでに一途にヘッドを慕い力になろうと励む美しいヤンキー……。

その想いの強さに驚きつい冷たくあしらってしまうが
本当はだんだん彼に惹かれている自分に気づき戸惑っている美しいヘッド……。

ヘッドはヤンキーに熱い抱擁を求められるが
素直に気持ちを受け入れられるはずもなく……。

……萌えるわぁ……!』

龍司とトミーゲイのやりをうっとりとした表情で眺めながら
一人でブツブツ呟き物語を紡いでいるあきらん。

そう、
あきらんは、腐女子だった……。