潔癖症ヤンキーとペンギン

『そっか……そうっすよね!』

最強ヤンキーの触れてはならない部分に触れてしまい、
トミーゲイは龍司につられて不意に照れてしまい顔を赤らめる。

『じゃぁ、
せめて俺も一緒に……!』

意を決したように切り出すトミーゲイ。

『ダメ。』

あっさり却下……。

『えぇ~っ!
なんでですかぁ!?

龍司さん、
俺は、龍司さんの右腕にはなれないんっすか!?
そのペンギン以下っすか!?』

顔を真っ赤にして目を潤ませて半泣き声で訴えるトミーゲイ。

ペンギン相手に本気で張り合っているのも気づかずに……。