潔癖症ヤンキーとペンギン

『マミヤマ……。

アイツら、富ヶ谷いじるために言ってるだけだから……。』

『えぇっ!?そうなの!?
男子と普段話さないからかな?
なんか、男子のそういうノリとか冗談とかってよくわかんなくて……。』

戸惑いがちに言うマミヤマに

『よし、今のうちにちょっとずつ覚えていこっか……。

マミヤマって頭いいしデキる子なのに
ほんとそのへんズレてるからねぇ~!
なんか危なっかしくて心配になっちゃうよ……。』

あきらんがため息混じりに言う。

辺りには、
笑い過ぎてヒーヒー言いながら転がるヤンキー集団……。