ペンギンルームに向かって廊下を歩きながら、 あきらんはマミヤマに問いかける。 『で、あのこと……、 橘龍司とはちゃんと話せたの?』 『ううん、まだ……。 なかなかきっかけがないというか、 なんて切り出したらいいのか……。』