潔癖症ヤンキーとペンギン

マミヤマは周りに龍司の悪口を聞かれないように
プックリしたピンク色の唇の前に人差し指を立ててシーッと
あきらんをたしなめながら言う。

『……マミヤマ、
まさかあんたからあんなヤンキーヘアを擁護する発言が飛び出すとは思わなかったわよ!

あんたもまさかグレちゃったんじゃないでしょうね!?』

『へっ!?ま、まさか……!』