それを受け止めるにはまだ高校生のゆあには厳しい。

「真騎以外の人に恋なんかできないよ…
真騎じゃなきゃダメなんだよ。」

今でもまきとの思い出が頭の中を駆け巡る。

真騎と同じ結婚指輪をそっとなでる。

悲しい。けどいつまでもないてちゃダメだ。

まきは私の笑顔を見たがってる。