「秋…あ、ありがと」 そう言い私は秋から逃げた 謝りたいのに… 顔を見ると、昨日の彼を思い出してしまって逃げてしまった 「はぁ~あ…謝りたかったのに…」 「優梨ちゃん?」 後ろから声がした 「蛍くん、おはよう」 「おはよう。どうしたの?もうすぐ本鈴なるけど」 私の隣に立って話し出した 「1限目さぼっちゃおうか」 「へ…」 「行こ!」 「ちょ…蛍くーーん!?」 蛍くんは私の手を引いてどこかへと走り出した