「では…」 「じゃあ、また」 「あ、あの…!」 「ん?」 「今日はありがとうございました!とても楽しくて本当に良かったです!」 「こちらこそありがとう。優梨ちゃん…秋を頼む」 「…へ?」 そう言いお父さんは車に乗り帰っていった “秋を頼む” この言葉が私の心に深く刻み込まれた 「…明日、謝ろう」 さて、と…明日に備えて早く寝よう 私はマンション内に入り、家へと向かった