~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~


秋side



「はぁ…」



優梨が俺の部屋を飛び出して数分が経つと自分が何をしてしまったのか分かった


「あれはさすがに…な」


自分でも驚いた

まさか、キスまでするとは…



「あー!!何なんだよこのモヤモヤ!」



優梨と今日出会ってから俺はおかしい



ずっと…なんていうかモヤモヤして気持ち悪い



「優梨…」



今日初めて会ったとは思えない


頭の中にはさっきの優梨の顔が浮かんだ