北海道に居たときに何度も感じたことが
あったから。
*瑠美*「な~に?歌凛ちゃん。」
*歌凛*「えっと、ルミちゃんって、お兄さんがいたんですか?」
口を挟んだのはいいけど、話題が思い浮かばなかった。
結局さっきの話題を持ち出しただけだ。
*聖司*「無理に(始まろうとしている)
喧嘩を止めなくても、放っておけばいいんですよ、歌凛さん。」
紅茶をすすりながら無表情で話す聖司くん。
あはは、やっぱりバレてたんだ・・・
*瑠美*「そうよ。
いっつもこんなペースなんだから。」
いつもなの?
それにルミちゃん、
喧嘩を始めようとしていた本人なのに
冷静すぎ・・・
*瑠美*「それと、私の兄さんの事なんだけど。
歌凛ちゃんが知らないって言うのはホントの事だしね。」



