斑鳩先生が望むほどの
露出はないけど、私の普段の格好と
比べれば露出は多い。
*瑠美*「ほうほう。
歌凛ちゃんに絶対似合うわ~!!
ということで、
歌凛ちゃんのお着替えターイム!
歌凛ちゃん、
私たち、別の部屋に行ってるから、
早く着替えてね!」
*斑鳩*「えぇ~っ?
着替え撮らないの~?」
*師龍*「さ~あ、斑鳩お姉さん、
私たちはそろそろ部屋に行こう。
レディの着替えなど覗くものじゃないよ☆」
*斑鳩*「でも、でも~っ!!」
*瑠美*「斑鳩先生っ!行くわよっ!
歌凛ちゃん絶対着てね!」
斑鳩先生を押しながらルミちゃんたちは
出ていった。
ホントに、着るの?この服・・・
少し呼吸が荒くなってきたので、
吸入器を使った。
*瑠美*「歌凛ちゃ~ん、
もう着替えた~?」
ルミちゃんが扉を叩く。
*歌凛*「い、今着替えます!」
『着ない』と断るわけにもいかないから、
師龍先生が選んでくれた服を着た。
私にはもったいないくらい綺麗な
ワンピースだ。
*瑠美*「歌凛ちゃん、入るわよっ!」
ルミちゃんはそういうのと同時にドアを
開けた。
*瑠美*「もう着替えてたんだ!
歌凛ちゃん、とってもカワイイわ~。
帽子も被ってみて!」
言われた通り薄い赤色の帽子を被ってみた。
帽子は遠くで見るより近くで見た方が
白く見えた。
*瑠美*「カッワイイ~!
『お花畑の真ん中に座ってるお嬢様』って
感じっ!
先生たちも早く来てっ!」
*斑鳩*「はいはい!」
斑鳩先生がビデオを持ちながら部屋に入ってきた。
*斑鳩*「似合ってるじゃな~い!
鏡で見てみなさいよ。」



