☆★☆★学校が終わった直後☆★☆★




*女子生徒たち*「先生サヨナラ♡」




*師龍*「はい、さようなら~。」




*女子生徒たち*「キャー!話せたわ!」




先生は笑顔で生徒に手をふっていた。




笑顔ではあるがなにを考えているか分からない。




*瑠美*「歌凛ちゃん、斑鳩先生の家に行くときは、飛びっきりかわいい服で来てね!


じゃないと師龍先生に・・・
まぁいいわ。そのうち分かることだし。」




???




何だろ。




*瑠美*「一緒に帰りましょ!
あのシェアハウスと私の家、近いから。」





*歌凛*「はい!」




*瑠美*「タメでいいわよ!
歌凛ちゃんくらい美人ならね!!

それ以外の奴はみ~んな敬語!!」




ルミちゃん、




カワイイ顔して以外とダーク・・・




*女子生徒*「ルミちゃんだわ!」




階段を下りるとき、すれ違った女の子が
そう小声で言うのが聞こえた。




それを聞くと、一斉に周りの生徒は
ルミちゃんに向かって頭を下げた。




*瑠美*「私なにもしてないのにね~。

でも、蓮司と聖司がいるときは私の事なんてお構いなしよ!」




ふ、複雑すぎる圧倒的上下関係。
(しかも『位』の云々(うんぬん)じゃなく『顔立ち』の云々だから余計に。)