☆★☆★翌日☆★☆★



*蓮司*「久しぶりだな~。
こんなにゆっくりと学校に向かうの。」




登校時刻よりも2、3時間前に
起きていたから時間に余裕があった。




だから、
ゆっくりとご飯を作れたし、


お弁当も(蓮司くんと一緒に全員分)
作った。




片付けも最後までしっかりできて、スッキリしながら高校へ向かえた。




*聖司*「あなたがこれから
もっと早く起きればいいだけの話です。」




*蓮司*「聖司だっていつも遅れてるじゃない?」




*聖司*「口調が変わっていますよ。」




*蓮司*「えっ?やっばっ!」




*聖司*「それに、あなたがなにかを
起こすと厄介なので待っているだけです。

あなたの事を待たずに学校へ向かえば、
確実に余裕をもっていけるでしょうし。」




そう言って聖司くんは眼鏡をかけ直した。




*蓮司*「ハイハイ。」




蓮司くんは、『もうこの話は終わり!』
とでも言うように手をあげた。