*聖司*「人にはそれぞれ違う感じ方をするのですよ、歌凛さん。
誰もがあなたと同じように感じるとは限りませんし。」
私は一言もしゃべってないのに。
聖司くんはまたもや私の考えを見抜いた。
どこか寂しそうな言い方だ。
*蓮司*「聖司、そう固くなるなって。
お前がそんな言い方するから
空気が変なことに________」
*聖司*「さてと、本の続きを読まなくては。」
*蓮司*「無視するな~!」
*聖司*「では、失礼します。」
行っちゃった。
*蓮司*「あ~あ。
あんなこと言ったけど、
ホントは好きなんだよ。聖司の事。
友達としてとかじゃなく。」



