♥同居人は♥オカマです!


✳︎政宗✳︎「い、いやしかし、何れはルゥも結婚相手も見つけるだろうし…」




と、政宗さんがいいかけたところで、蓮司くんとルミちゃんの表情が青ざめていき、私に目配せしてきた。




聖司くんが話していた、政宗さんの結婚相手説を思い出したのだろう…




政宗さんに訊けと目で訴えかけてくる。




✳︎スミレ✳︎「おじさんは結婚してるんでか?」




ス、ス、ス、スミレ!!?!?おじさんはまずいおじさんは…いや、スミレからしたらそう見えてもおかしくは…いやだめでしょ!?




✳︎瑠美✳︎「スミレちゃ〜ん?お兄さんね、お兄さん!マサ兄はまだ若いわ!!!」




✳︎歌凛✳︎「い、妹がごめんなさい!!!」




✳︎政宗✳︎「いやいや、いいさ、同期はみんな結婚したり子供生まれたりで、スミレちゃんからしたらおじさんも当たり前だよ」




政宗さんは笑って許してくれたけど、ルミちゃんは何か言いたげだった。




✳︎蓮司✳︎「そ、それで…政宗さんは…結婚相手…とかは…………」




蓮司くんが恐る恐る尋ね、ルミちゃんも冷や汗をかきはじめた。




✳︎政宗✳︎「俺はこのとおり、出張も多いし趣味が車、上司には楯突くことが多いし…まあ、独身貴族を貫こうかとね。
どうやら俺には振られるグセがあるようだし」




そういえばさっき乗った車、師龍先生の車も高そうだったけど、それとは比にならないぐらい凝っていた。




✳︎瑠美&蓮司✳︎「振られグセ!?!?」




✳︎政宗✳︎「ああ」




✳︎瑠美✳︎「ま、マサ兄…恋人いた事あったの…?」




ルミちゃんがものすごく哀しそうに言った。




✳︎政宗✳︎「この歳で彼女が一人もいないほうが問題だろう?俺の妹はなにかと俺の女性関係について心配性だし、母さんたちにも言わずに付き合って分かれてるさ。
ま、ここ最近は本当に一人だがね」




✳︎瑠美✳︎「ま、まあ?マサ兄と別れるなんてその程度の女たちだったってわけよね」




✳︎蓮司✳︎「そうそう!!政宗さんみたいに人も良くて顔も良くて俺や聖司や、それに妹思いの人なかなかいませんよ!!」




✳︎政宗✳︎「二人ともありがとう。とはいえ、そのおかげか金には困ってないから、妹や友人にはこうしてたくさん金銭面での手助けができる…そういえば、今日は聖司はいないのか?」




そう政宗さんが言ったとき、少しスミレが顔を赤くしたのが見えた。