♥同居人は♥オカマです!

✳︎蓮司✳︎「ふぁあ、おはようマダムチェリー」




✳︎二階堂✳︎「おはよう蓮司。早いわね、部活?」




✳︎蓮司✳︎「はい、まあまだ出発まで1時間近くあるから全然いいんだけど…歌凛も早いね、さすが!」




✳︎歌凛✳︎「え、あ…」




わあ、私ったらすっかり忘れてた!!




そういえば、今日は一応土曜日だから朝の部活はあるんだった!



自由参加といえど、私たちは家にいるんだし蓮司君が行くなら私もいかなきゃおかしい…。



昨日がないからすっかり忘れていた。




てことは朝ご飯も早めに作っとかなきゃ…!




と言うことで私は朝ごはんを作ることにした。



✳︎二階堂✳︎「歌凛ちゃんは何部に入ったの?」



✳︎蓮司✳︎「俺と同じ演劇部っす!」




✳︎二階堂✳︎「あら、それは意外、でも似合うわあ」




二階堂さんはそういってから、一度声のトーンを落とす。




✳︎二階堂✳︎「ねえ、2人は聖司のこと、なんかしってる?」




✳︎蓮司✳︎「え、実家に帰省したってことしか…。というか昨日からLINEしてるのに返信こないんすよね。1時間おきに一言とスタ連してるから気づくはずなのに」




それは聖司くんにとって迷惑じゃなかろうか、通知オフどころか一時ブロックされてもおかしくはない…




✳︎二階堂✳︎「そう、そうよね…はぁ。やっぱいきなりすぎだわ…」




二階堂さんは項垂れながら私たちに携帯を見せた。
 




✳︎二階堂✳︎「みてよこのメール。聖司の家からよ」




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件名:退去について

いつもお世話になっております。
黒羽聖司からの代理でございます。

本日、こちらの方で話し合いがされ、こちらのシェアハウスチェリーから退去させて頂くことになりました。
こちらの一身上の都合により、いきなりなお話で申し訳ありませんが、一週間以内にこちらの手配で荷物などを回収させていただきます。
退去、その他諸々の費用に関しましてはまとめてお支払いします。
夜分に失礼いたしました。
よろしくお願いいたします。
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✳︎蓮司&歌凛✳︎「…え」



私たちは顔を見合わせた。



✳︎蓮司✳︎「わ、わた、いや俺、すぐに聖司に電話かける!!」




✳︎歌凛✳︎「じ、じゃあ私、メールとLINE送ります」



✳︎蓮司✳︎「ええと、それから、斑鳩先生と師龍先生にも…」




✳︎二階堂✳︎「ストップ。まだ私が了承してないもの、大人の私がなんとかするわ。これを聖司が望んでるとは到底思えないしね。
けど、長引いてあの子の人間関係に支障出たら可哀想じゃない?
心配はしなくていいけど、伝えとこうと思っただけ」



そうか…だから昨日電話してたのか…。