*蓮司*「聖司、ステーキちょっとちょうだい。」
*聖司*「何故あげないといけないんですか。」
私があげてもいいけど、多分聖司くんのが食べたいんだろうから口出ししないでおこう。
*蓮司*「えー!?
友達でしょ?親友でしょ?相棒でしょ?
パートナーでしょ?
運命の……恋人でしょう!?」
演劇モードにでも入ったのか?蓮司くん。
目と仕草がやけに大袈裟になってる。
*聖司*「パートナーまでは許容できても恋人までは……ましてや運命づけられては困ります。」
*蓮司*「ケーチ。ちょっとぐらいくれてもいいのに。」
友達か…………。
あれ、私って、蓮司くんや聖司くんにとってなんなんだろう。
同居人?クラスメイト?知り合い?
ルミちゃんとは友達になれた気がするけど、蓮司くんたちは、
あまり友達になれた実感もなければ、友達ではないと明確に否定するものもなかった。
胸がモヤモヤする。
答えのわからない最後の問題を解かされているような気分だ。
かといって、「私は蓮司くんたちの友達ですか?」と聞くのは図々しいし、そんな勇気ない。
*蓮司*「聖司~!!」
私がモヤモヤしている中、蓮司くんは何度か聖司くんのステーキを盗もうと心がけたが、全て失敗に終わった。



