*聖司*「まあ、
普通に考えてそうでしょう。」
*蓮司*「そういや、話変わるけど聖司は
なんでこの学校にしたの?
聖司ならもっと有名な高校行けたでしょ?」
あ、それは私も微妙に気になってた事だ。
聖司くんほど頭いいなら花野高校じゃなくてもいけたはず。
*聖司*「行けない事はないでしょうが、
ここの方が家が近いので。
それに、勉強のためだけに家と親友を
手放すというのも些か気が引けます。
何より、黒羽家の言いなりになる訳には
いきませんし。」
*蓮司*「その親友ってアタシだよね!
ね?ね?ね!?」
最後の台詞が一番大事なはずなのにその部分を蓮司くんは聞いてない。
もう有頂天なんだろう。
*聖司*「しつこいですね。
そうだと言えばそうですし、
そうでないといえばそうではありません。」
*歌凛*「……どっちですか?」
*聖司*「私の親友はあくまでも
“武藤 蓮司”であって、周りの
取り巻きと変わらないような“彼女”
ではないので。」
*歌凛*「あぁ、なるほど。」
確かに蓮司くんは、言葉が代わってもいつもはしっかりとしてるのに、
今みたいな蓮司くんはしっかりしてない。
蓮司くんらしくないといえばらしくない。
聖司くんがいいたいのは多分そういうことだろう。
多分だけど。
*蓮司*「どっちよー!」



