時間的にはちょっと早いくらいだけど、
あからさまな早さではない。
*山口先輩*「みんな揃ってるな。
よしみんな、新しくこの部に入った
月影歌凛ちゃんだ。
仲良くしろよ?んじゃサヨナラ。」
*一同*「さようなら。」
先生なしで挨拶いいのかと思ったけど、
ナチュラルに田村先生がいたので納得。
そのあと、田村先生が
入部届けを出してくれるといってくれた。
これで正式に私は演劇部へ入部したと
いうことだ。
ちなみに、
私たちが部活の見学をしていたとき、
聖司くんは女子に散々な目に
遭わされたらしい。
*歌凛*「すみません……
聖司くんも蓮司くんも。
時間、潰れちゃいましたよね?」
*聖司*「いえ、
気にすることはないですよ。
連れてきたのは蓮司ですし。」
蓮司くんへの嫌味なんだろうな。
当のご本人は気づいてないみたいだけど。
*蓮司*「そうそう、ないない。
元々俺入りたてだし、言うほど
やる事ないから。」
のわりには演劇部への思いがすごい。
*聖司*「入りたてと言いつつ、中学から
演劇部をやっているベテランですがね。」
あぁ、それでなんか演劇部に熱いんだ。
にしても、都会の中学はすごいな、
北海道には演劇部なんてなかった。
私が空手とかやってたのもそういう
スクールに行っていたからだし。
*蓮司*「ベテランっていってもさ、
高校と中学じゃ雲泥の差だよ。」



