*歌凛*「……」
本気じゃないなんていえないか。
蓮司くんは部活に誇りを持ってるみたい
だし、生半可な気持ちで入ってほしくは
ないはずだ。
私も、その気持ちは分かる。
*山口先輩*「んじゃ、明後日からかな?
そろそろ部活の時間終わるしさ。」
*歌凛*「そうですね。部活内容は
蓮司くんにいくらか教えてもらいます。」
*山口先輩*「部活の看板になるから、
歌凛ちゃんには主役とかやってほしいんだけどね。
でもまあ、病気なら仕方ないね。」
*歌凛*「すみません……
迷惑ばかりかけると思いますが。」
ホント、入部できただけでも奇跡だな。
病気なのに、
文系嫌だってわがまま言って。
*山口先輩*「それじゃ、ダメだよ。
いつまでも迷惑かけてちゃ。
いずれは、
歌凛ちゃんも先輩になるんだし、
部活を疎かにはしないでほしいかな。」
*歌凛*「……そうですね。」
案外ちゃんとしてる人だな。山口先輩。
*蓮司*「何々?先輩なんの話ですか!?」
*山口先輩*「教えな~い。」
*蓮司*「えぇ……」
*山口先輩*「そろそろ帰る時間だぞ。
みんな集合!」
先輩が話をそらして部員に呼び掛けた。



