*歌凛*「い、いえ。結構です。」
山口先輩は思ったよりも落ち込んだけど、
すぐに気を取り直して部室とか、
小道具とか、部員とか。
色々紹介してくれた。
興味はかなり湧いたけど、
私は過去の栄光を捨てきれなかった。
剣道、弓道、柔道、空手。
やっぱりムリかな。
ムリだよね。
*山口先輩*「入ってみる気になった?」
*歌凛*「まだ、他の部を見ていないので
決定することはできませんけど、
入ってみたいとはすごく思います。」
*山口先輩*「よかったよかった。
部員もいい人ばっかだし馴染みやすいと
思うよ。
しかもうちの部、恋愛OKだから
歌凛ちゃんもその気になったら言ってね。」
懲りないなぁ山口先輩も。
*歌凛*「まだ恋愛に耽る気はありません
のでお構い無く。」
*山口先輩*「いつでもいいからね~。」
人の話を聞かない天才だ。
*蓮司*「あー、先輩、実を言うと、
歌凛喘息持ちでして、脚本とか
小道具とか、裏方をやらせていただくと
嬉しいんですが。」
あー、私まだ入るとは言ってないよね?
*山口先輩*「大丈夫だいじょーぶ。
その辺は何とかしとくよ~。」
*蓮司*「ありがとうございます。
あ、そういえば歌凛まだ正式に
入ってないんだった!」
*歌凛*「あ、もういいです入ります。
他に入りたい部なんて無いですし。」
入れる部、かな。
*蓮司*「おっ!遂に歌凛が本気になった!
よかったよかった。」



