「社長いきますか?行かなきゃあ行けませんから、今年は告白タイムって言う企画があるみたいですよ、皆さんの前でするんですか?」


「・・・・・・・」

告白することによってまた・・・

「今までの社長ならうじうじしませんでしたよ」

「佐倉はそれだけいい女だ、一緒にいても疲れないしずっと居たいんだ
だから慎重にならなきゃあと・・・」

そうだ、栞には楽に俺といれるように秘書に命じて呼び出した

数分後

「社長ご用件は?」

顔みて、本当に栞か?

「佐倉、話ある、俺と付き合って欲しい」

「嫌 蒼生と付き合って・・・」涙が溢れて言葉にはならないけど

「私が付き合っていた方と必ず挙式案内状送る女性問題解決したら」

机に並べあげた、「付き合ってもみな一回切りで挙式案内状ってなんなの?」


「これ全て社員か?」

「はい、全てこの社です」

「わかった、考えておく社員旅行楽しみだ」って含み笑いした。


「行くんですか?」

「あぁ行かなきゃあ行けないようだからな、栞は行かないのか?」

「できればね」

「ところで今どこに住んでいるのか?」

「あちこち転々」

「俺んとこ来るか?部屋なら空いているが」

「遠慮します、彼女いるんでしょ?そういう噂流れてます、蒼生はいいよね、挙式する相手もいるし同棲している、二股している上に私と?ばかにしないで、恋なんてしません、同棲もしない、私の事はほっていて」