初恋同士

あっ、如月くんだ…


如月くんは自分の席(私の席の前の席)にカバンを置くと私の方に振り返った。


「天野さん、おはよ」


「おはよう、如月くん」


「随分早いね中学の時もこれくらいだったの?」


「ううん、今日は偶然。でもこれからはこのくらい早く来ようかな。

如月くんも早いね、何かあるの?」


「うん、ちょっと先輩に誘われて。」


「??」


何に誘われたんだろ?


「ホームルームまでまだ時間あるし、天野さん一緒にこない?」


「私が行ってもいいの?」


「もちろん」


私はホームルームまで暇なので如月くんと一緒に行くことにした。


やってきたのは第3体育館。


ここってバスケ部の練習場所だよね?


「如月くん、どうしてここに?」


私が聞くと如月くんは「見てて」と言って体育館に入っていった。


体育館の中には先輩と思われる人たちが来ていて、如月くんを見つけると「遅かったぞー」と言って如月くんにボールを投げた。


すると如月くんを3人の先輩がかこんだ。