さよなら、先生



「それまで、予約って事で」

「はっ?よ、予約って?」

「じゃ、そろそろ行くな」



そう言った望月先生はスッと立ち上がり、グシャッとイチョウの葉を踏んづけた。



そして鼻歌混じりに歌を口ずさみながら、颯爽と去ってしまった。


…と思ったら立ち止まり、クルッと後ろを振り返り私を見る。




こ、今度は何ですか?


思わず身構えると、先生がニッと笑いながら口を開いた。