さよなら、先生



「え?」


横を見上げるとそこには、相変わらずのスラッとした足を私に見せ付けるように立つ望月先生が立っていた。




何でこんなところに、望月先生がいるの?



キョトンと先生を見ていると、先生は私の横にしゃがみ込みこんできた。


そして私の足元に落ちていたイチョウの葉を拾い上げると指先で摘みながら、クルクルと回し始める。




「お前、視聴覚室で告白されてたろ?」

「え?………え?、あ、あれ?…何で先生がそんな事、知ってるんですか?」



そう…、

望月先生の言った通り私は放課後、視聴覚室に呼び出され一つ年下の二年生の男の子に告白されたのだ。



でも…、

どうしてそれを先生が知っているのだろうか?



まさか---