君との約束



「お前なんの委員会入んの?」

後ろから声をかけられた。

「あぁ、図書委員かな?ラクじゃん?」

俺は、中学から委員会は図書委員と決めている。


あの子は、何してるんだろう?


フッと思うとあの子のことを考えている。


「失礼します。」

図書室に入るともうみんな来ていた。

ヤバっ

急いで座ろうと思った時あの子がいた。


まじかっ?


「じゃー、揃ったみたいなんで、クジでペアを決めます。」


皆3年からクジを引いていく。


3番か………


委員長が言った番号の人は手を上げていく。


「3番の人っ」

同時に手が上がった。
誰か気になって見てみる。

「まじで……」

上げているのは、高瀬りなちゃん。



俺は、同様を隠せない。