「香澄…大丈夫?」

『さっきから馴れ馴れしいです、貴方誰ですか?』

「佐々本だよ」

『佐々本?お兄ちゃんの友達か何か?』

「いや…俺は香澄の友達なんだけど」

『嘘、あたしに友達なんていないわ』

「香澄…?」

佐々本はあたしの日記を見つけた

引き出しの中にしまうのを忘れていたから