ー4班ー 歩夢Said ビィーーー。 不気味な音が密室の部屋に鳴り響き、死のゲームはスタートした。 こんなとこで死んでたまっかよ。俺はバスケの有名な選手になるために今まで頑張ってきたのに…。ふざけんなよ…。 「ねぇ…どうするの?」 「まずはこの部屋から出ないと何も始まらないよね。」 「じゃあ行くか…。」 俺達はいつの間にか現れた扉に少し驚きながら出現したスマホを一人一人持って部屋から出た。 「絶対俺は死なない…。」 そう呟いた俺の声は誰にも届かなかった。