「…あぁ、もう夜が明ける。」

「…そんな。。。行かないでよ。。。」

「…ヴァンパイアである俺らは日に当たれば消えてしまうんだ…」

「…それは嫌だ…」

「また夜会える。それまで…」

「…わかった。必ず来てね。
…待っているから。」



ヴァンパイアの彼をもつ私は昼間彼に会うことはできない。

けれど…
きっと、夜になればまた訪ねてきてくれる。

そう信じていた。