驚き過ぎて声が出なかった。



「口、開いてる」

「え!? 嘘!?」



っじゃなくて!!



「こんなとこで何してんの!?」

「テストどうだったかな?って思って」



突然現れた玲は相変わらずマイペースで、周りの視線なんて全然気にしていない。


容姿も勿論だけど、真っ白な制服が凄く目立ってる。



「わざわざそれ聞くために来てくれたの!?」

「連絡先聞くの忘れてたし。 それよりテストは?」



あぁ!


そうだった!



「平均72点だったよ! 玲のおかげ! 本当にありがとう!!」