お嬢様はじめました。

うお!?


またしてもおでこにキスされ、固まってしまった。


ここ日本だよ!?


付き合ってもないのにこんなにチュッチュッしちゃっていいわけ!?


いい訳ないよね!?


でもそのキスを嫌だと思わない私は、ちょっとおかしいのかもしれない。



「玲はいつもそうなわけ? キス魔なの!?」

「みたいだね」

「みたいだねって……」



なんでそんな他人事みたいな言い方なの?


玲の事を知るにはたくさん時間が必要になりそうだ。



「葵見てるとついしたくなる。 自分からしたのは葵が初めて」

「はい!? 嘘! そんなはずない!! 嘘だ!!」



勢いよく立ち上がると、玲は目を見開き驚いた。