お嬢様はじめました。

お昼休みに学食でご飯を食べていたら華に笑われてしまった。



「幸せそうな顔してる。」

「そりゃー幸せだもん。 お祖父ちゃんに感謝。」

「学食の飯でそんな感動してたらこれから先お前の胃もたねーぞ。」

「何それ。」

「お前のじーちゃんは世界中の美味いもん知ってるって事。」

「そうだよ。 色々連れて行ってもらったら?」

「色々一緒に出掛けたいけど、今でも仕事バリバリやってるらしいから、ゆっくり二人でっていうのは難しそう。」



会長って呼ばれてるくらいだから一線から退いてんのかと思ってたけど、浅賀さんが言うにはまだ現役で仕事をしてるっていう事だった。


お祖父ちゃんは自分で仕事人間って言ってたけど、今も昔と変わんないんだろうなって思った。



「経営のスペシャリストだし、お前のじーちゃんを尊敬してる奴は多いよ。」

「え!? そうなの!?」

「それも年齢関係なくな。 俺の兄ちゃんもそのうちの一人。」



そうなんだ……。


お祖父ちゃんってば優しそうに見えて仕事は凄いんだろうな。