お嬢様はじめました。

一日休んで学校に行くと、華が心配そうな顔で駆け寄ってきた。



「もう体大丈夫なの!?」

「もうすっかり元気だよ! 心配かけてごめんね。」

「本当だよ!! 凄く心配したんだから!! 倒れた時に頭とか打ってたら大変な事になってたかもしれないんだよ!?」



華の言葉に確かに……と思ってしまった。


急に倒れてたら打ち所が悪かったかもしれない。


膝に痣と擦り傷が出来ただけで済んで良かった。



「華からお前が倒れたって聞いてビビったし。 お前は無理し過ぎなんだよ。 困った事とかあれば遠慮とかしねーで俺らに言えよ?」



樹希がこうして態度に出して心配してくれることはあまりない。


本当に心配かけちゃったんだなって反省した。



「二人ともありがとう。 今度からは気を付けるし、何かあれば相談する。 って事で昼休み話聞いてね。」

「おー、何でも話せ。」



友達に心配かけただけじゃなくて、バイト先にも迷惑かけちゃったし、本当に今度から気をつけよう。