お嬢様はじめました。

お祖母ちゃんに結婚した時の写真を見せてもらった事がある。


その写真に写るお祖父ちゃんを見て、凄くカッコイイ人だなって思った。


あれからかなり歳を取ってるけど、それでも写真で見たかっこよさはそのまま残ってる。



「私に生活の面倒を見させてもらえないか?」

「え……?」

「こんな生活を続けていれば学校どころか普通の生活も送れなくなるぞ。」



お祖父ちゃんの言う通りかもしれない。


ちょっとバイトのシフトを詰めただけでこのザマだ。


でも……。



「お祖父ちゃんありがとう。 でも大丈夫だよ。 今度からはこんなことにならない様に上手くバイト入れるから。」

「だが__」

「お祖父ちゃんにはお祖父ちゃんの生活があるんだもん。 急に私の面倒までみてもらえないよ。 それに私の通ってる学校って学費が高いの。 だから余計申し訳なくて面倒見てもらうわけにはいかないよ。」



お祖父ちゃんの言葉は素直に嬉しかった。


でも多分お祖父ちゃんにはお祖父ちゃんの家庭がもうある筈。