「なぁ沙乃ー!」

「ん?なに??」

いつものように家でふたりきり。

蓮斗はテレビの前に座っていた。

「ここ座れよ」

そして私は蓮斗の横に座った。

「もしも子供ができたら名前何がいい?」

「えっ!?まだけっこ…んぶぐ✗△○*」

蓮斗に勢いよく口を塞がれた

「んで、名前つけるなら?」

「んー、蓮斗の『れ』と沙乃の『の』をとってレノちゃんとかは?」

「漢字は…玲乃?」

「えぇ、蓮乃がいいよ!」

「じゃあ男の子だったら?」

「…さと?」

「…さとくん?」

「沙斗…?」

「いやいや変だろ!ツッコめよ!」

「自分に自分でなんてツッコまないよ!」

そしていつものように家で楽しく話して幸せな1日を過ごしたのであった。