「有希、行こう?」


笑わなきゃ有希が怖がる…


「うん」



この奴らから早く離れたい…

急いで離れようとした時…





「調子のんなよ…」




…………はぁ?(怒)




「邪魔なんだよ…」






俺の耳元でそう言うと
奴らはクラスに帰って行った。



うざいんだよ…。



でも………

…………邪魔かぁ。




そんなこと言われても、離れたら有希をここに連れてきた意味がない。



それに………
あんな奴らの言うことなんて聞かない。




俺は………
絶対に有希を離さない。






一番……大事だから…。



周りの目なんか気にしない。



何があっても……






有希は俺が守ってみせる…。