この話しはいつ終わるかな?


「ってか、済木さんと愁斗が双子とは思わなかった!!」


「そうか?
まぁ…顔は似てないし…

って!!
有希?めっちゃ暗いよ?」

……えっ?

「ごめん…俺が引き止めたのに愁斗と話してたからだよね…」


あっ………

違う……わけじゃないけど…

ちょっと淋しかっただけだし…


「違うよ!
ちょっといろいろ考えごと!」


そんな申し訳なさそうな
顔しないで…

愁斗も………


困った顔しないでぇ…


「2人とも!
まだ話しててもいいよ!」

あたし…ちゃんと笑えてるかな?


…………不安だよ。


愁斗があたしの頭に手を置いた。

「また明日もあるし!
俺らかえるわッ!!」


…………えっ!?

あぁぁ……不安な気持ちが顔に出ちゃったんだ…。


ごめんね…愁斗…

もっと話したいはずなのに…






あたしはわがままだ……