*愁斗side*


あの日から俺は毎日のように聞いてるけど…


父さんは無視……


母さんは逃げるばかり…



なんにもわかんねぇー…


俺の為にとか…
まじで意味わかんねぇーしッ!!!



「あぁぁッッッッ!!!!!!
めちゃめちゃイラつく!!!!」



「声でけーよ…」

「あっ!わり、翔騎…(汗)」



だいたい学校なんて行ってらんねぇーしッ!!!



「なんかあったのか?」



心配してくれんのか?
ありがてー…

お前ってホントに優しいな♪



「そうだ愁斗、あの本読んだか?」


「おぅ!読んだ!
超面白かったッ!!!」


「だろッ♪」


俺は翔騎に本を手渡した。


あっ!
そういえば……


「これ有希も読んだから!」


「………/////」



おぉぉ〜♪
照れてる照れてる!
顔が超真っ赤じゃん(笑)




「笑うなよ……」

「青春してんなぁ〜」


羨ましいし!!


「何がだよ!!
愁斗だってさっき飲み物を手渡しで渡されてたじゃん♪」



まぁなッ!!!!
超幸せだったぁ〜♪