走り出し、校門を抜けて右に曲がった。 君はいつも、こっちへ曲がっていた。 無我夢中で道路を走った。 すれ違う人にジロジロ不審な目でみられても、気にしない。 君を絶対見つけ出すから。 そう思って走っていると、前の方に二つの女子の影をみつける。 すぐにだれかわかった。 「いた」 この後ろ姿は絶対に君だ。