遠距離恋愛〜近くて遠い君






「スゥ!!進歩だよ!!進歩!!」




ヒカリに話してみたところ、この反応。



目をウルウルさせながら大はしゃぎしていた。




「…大げさだよぉ…」



「いや!!そんなことない!
付き合ってるのに何もしなかった2人が、やっと挨拶を交わしたなんて!」





声が大きいヒカリに恥ずかしくなる。




クラスの人たちがこっちを見るから変な風に思われているだろう。





ヒカリ、もうちょっとボリューム下げて…




「付き合ってるかはわからないよ…」




「まあ、確かにそうだけど…。でも、あっちは告白してきたんでしょ?」



ヒカリの質問にこくんと頷く。



ヒカリは顎に手を当ててうーん、と悩み出す。



私はちゃんと頷いたよ。


なのになにも言ってこないんだもん。



頷いたのになんの反応もなくて、そのままチャイムが鳴って…



遊びだったのかなぁ…