「……もしもし」
『もしもし翔真?
今日は須藤さんと仲良く出来た?』
……あぁ、そっか、
黙ってついてったから、健太は俺が須藤さんと一緒に帰ったと思ってんのか。
「……んー、まぁ」
なんとなく、一緒じゃなかったと言えば健太には気付かれそうで、
一緒にいたことにしておいた。
「で、用件ってそれだけ?」
『あー違う違う!
あのさ、夏休み入ったらみんなでプールでも行かね?』
「……は?」
プールって…。
男同士で行っても別に…って。
「みんなって、誰呼ぶつもりだよ」
『俺と翔真と、将史と良太。
それから、須藤さんと由佳菜ちゃんも誘おうかと思ってる』
「っ…!!はあ!!?」
突然現れた岩堀の名前に、俺は焦るばかり。
健太…なんでそんなに岩堀と仲良くなってんだよ…!!
「ふたりは、行くって言ってんのかよ?」
『んーわかんね。
翔真が由佳菜ちゃんのこと嫌いって言ってから、由佳菜ちゃんも翔真に会いたくなさそうだし、
翔真が来るのは隠して誘おうかと』



