ていうか、どうして私はまた清水くんに捕まってるの?
「えと…あの、腕を…離していただきたいのですが…」
「……」
「あの…っ、ひゃぁっ!!」
私の腕を掴んでいた清水くんの手が、私の頰に移動した。
そして、親指ですりすりと頰を撫でる。
あれ…これ、さっき日笠くんがしてた…?
清水くんが触ってるってことを考えたら、急に恥ずかしくなって。
顔に熱が集まるのがわかった。
「……赤い」
「……っ」
「………」
恥ずかしい。でも、嬉しくて。
清水くんの手を振り払うこともなく、ぎゅっと目を瞑ってされるがままになっていた。
「……っ」
清水くんの指の動きが急に止まって、
頰から手が離れた、そう思ってうっすらと目を開けた瞬間。



