「…そっかぁ。
昨日、いっぱい話せたよ!」
「そ、か…
よかったね!」
「うん。
でも、翔真くんの友達とも話してみたかった」
日笠くんのことだよね。
私は…もうどうだっていいや。
清水くんも日笠くんも…関わっても良いことないよ。
「私は…日笠くんはもういいかな。
清水くんにも、嫌われてるし」
「そっか…じゃあ、
帰り違う電車にする?」
気を遣ってなのか、美紀ちゃんはそう提案した。
いやいや。
「美紀ちゃんはいつも通りの時間にしなよ!
ほら、私は学校で話せるし、
帰りくらいは清水くんと一緒にならなきゃ!」
「でも…!」
「いいの!
私もほら、寄り道とかしたいときあるしさ!」
この言い訳、かなり苦しいかも。
本当は…私だって清水くんといたいよ。
本当は応援なんてしたくない。私も清水くんが好きだから…。
……でも、私は清水くんに好きになってもらえないから。
だから……応援しなくちゃ。



